1泊で倉敷に行ってきました。
会いたい会いたいと言いながら15年会えなかった広島のCちゃん、近年になってポツポツ会えるようになった京都のR子、二人は学生時代の友人です。
結婚するとみなそれぞれ事情を抱えるので、ようやく会えると決まった時は嬉しくて嬉しくて。
懐かしい思い出が、会う前から次々と思い出されます。
チボリ公園にて記念撮影。
Cちゃん(真ん中)はとにかく危なっかしい子でした。
広島の田舎の子で、明るく素朴、純粋で人を疑う事を知らない。
ちょっと目を離すと、キャッチセールスに捕まって何か買わされてたり
到底手に負えないタイプの男の子に夢中になっていたり。
だけど、とてもいい子だった。
しょうがないなぁって面倒みたくなるタイプでした。
R子(左端)はいつも優しくて大らかで、一緒にいるとホッとする子。
だけど芯の強さを内に秘めていたり、愛に生きる一面もあって
「あのR子が!」って驚かされる意外性を持ったタイプでした。
銅像のマネをしたつもりが、銅像よりはるかに偉そうになってしまったワタクシ。
ピンクの服なのにオレンジのバッグを持ってるのがイタイ。。。
誰? その1
学生時代の4年間は、毎日が楽しくて濃い日々でした。
バブル全盛期に遊び呆けた学生時代を過ごした私たちには
今の学生に自慢できる事は何ひとつありません。
だけど、人生に大切な事はたくさん学びました。
学校以外の場所で。
誰? その2
3人とも、恥ずかしくて人には言えないようなことをいっぱいやらかしています。
本当に、あの頃私たちはバカでした。
23年前、ここで一人の絵描きさんに似顔絵を描いてもらいました。
その絵はまだ実家にあります。
その絵描きさんが、今もまだこの川沿いに座っていたので驚きました。
あの人です。間違いありません。
アル中でお酒が切れると手が震えるからと、頼まれてお酒を買いに行った記憶があります。
もう一度描いてもらおうかと思いましたが、もうその場で手早く描くことができなくなったみたいで
写真を撮ってそれを見て描き、後日郵送と書いていたのでやめてしまいました。
やっぱり描いてもらえばよかったと、今後悔しています。
あなたの23年前の写真がうちにありますよ。
大原美術館
卒業から20年が経ちCちゃんは強くなっていました。
ご主人の仕事がピンチだった時は、あの頼りなかった彼女がしっかり働き、
家族を扶養家族に申請できるほどに家計を支えました。
信じられない。
R子は学生時代の彼氏と大恋愛の末結婚して
ご主人の希望通り、専業主婦をしています。
OL時代はあんなに稼いでいたのに。
信じられない。
実はみな、それぞれに大きなストレスを抱えているのですが
外見上はみな「明るくて幸せな奥様。」
普段の生活では決して心の苦労を顔に出しません。
心の奥に隠している大きなストレスの話ができるのは
お互いの恥ずかしい過去を共有している仲間だから。
普段、誰にもしないような話が
出るわ出るわ。噴水のごとく。(笑)
一晩中しゃべって心の膿をを出し切り
あぁ、楽しかったと
翌日の午後にはそれぞれの家族の待つ「我が家」に戻って行きました。
今頃はきっと、「いいお嫁さん、いい奥さん、いいお母さん」に戻っているはずです。
みんな、頑張ろうぜっ。
そしてまた、数年後に会いましょう。
おみやげ。